【2021年版】今さら聞けないFacebook広告 基礎編!-後編-
前編のFacebook広告の記事ではFacebook広告の基本的な基礎や種類、広告でリーチするオーディエンスと、広告に使用する予算の設定をご説明しました。
こちらの後編の記事では、広告に使用する画像サイズや広告で利用するテキストとリンクの設定に関して説明していきます。
まだ前編を読まれていない方はこちらからご覧ください。
前編 ▶【2021年版】プロが教える失敗しないFacebook広告の始め方・基礎設定!-前編-
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※更新履歴
- 2021年1月4日:Facebook広告のボタンの種類について更新しました。
この記事の目次
Facebook広告の出稿 -ステップ3「広告作成」-
ステップ2の広告セットで予算と掲載期間が決まったら
次は実際に表示させる広告のクリエイティブの作成をしていきます。
広告の設定では
- Facebookページ
- クリエイティブの形式
- 広告テキスト
- 見出し
- 説明文
- リンク先URL
- ディスプレイリンク
- ボタン(コールトゥアクション)
上記の項目を作成・設定していきます。
まずはどのFacebookページからどんな広告画像、広告文を掲載するのかを設定します。
アイデンティティの設定(Facebookページを選択)
まずは最初にどのFacebookページからFacebook広告を出すのかを選択します。
こちらの設定ではInstagramに広告を掲載する場合にInstagramのアカウントを設定できます。
Facebookページと同じ場合はデフォルトの「選択されたFacebookページを使用」のままで大丈夫です。
広告セットの配置設定で自動配置を選択した場合と、手動配置で配信先にInstagramにチェックを入れた場合にInstagramのアカウント選択が可能です。
Instagramのアカウントを作成していない場合はFacebookページと同じ名前が自動的に表示されます。
広告の形式を選択
形式は以下の種類から選択していきます。
- カールセル
- 1件の画像または動画
- コレクション
- インスタントエクスペリエンス
今回は一番オーソドックスで利用頻度の高い
1件の画像をつかったやり方を教えます。
「1件の画像または動画」と言うメニューを選択してください。
選択が終わったら次は実際に広告に利用する
画像を選んでいきましょう!
Facebook(フェイスブック)広告に使用する画像を選択しよう!
今回も前編と同じく、トラフィックという
Facebook広告のキャンペーンを作成した場合でご説明します。
まずは上図の赤枠のメディアを追加をクリックします。
クリック後プルダウンメニューで
- 画像を追加
- 動画を追加
2つのメニューが表示されるので
画像を追加をクリックします。
ポップアップが表示されたら、画像をアップロードして
表示させたい広告の画像を6枚まで設定することができます。
「+アップロード」ボタンをクリックすると
PCから画像をアップロードできます。
アップロード後は次へをクリックしましょう!
Facebook(フェイスブック)広告の画像サイズについて
横1,200px 縦628pxで作成しましょう!
広告の画像サイズは 横1,200px 縦628pxの画像を用意してください。
※いいね!獲得広告の場合:横1200px 縦444pxです。
Facebook広告で利用する画像は
管理画面で実際に設定するとこんな感じで 6枚まで設定できます。
↓↓↓
なぜ画像を6枚設定する必要があるのか?
6枚の広告画像を設定する理由は単純明快です。
Facebook側で一番反応がいい画像はどれかを
Facebookがもつ独自のアルゴリズムで
コントロールして自動で表示してくれるからです。
ここで1枚しか設定していない場合と
6枚設定している場合では、
検証できるデータが6倍変わってきますので
ちょっと手間をかけてもいいので
必ず画像を6枚設定しましょう!
Facebook広告の画像を設定する際の注意点
Facebook広告では画像を設定する際にいくつかルールがあります。
画像内テキスト20%ルールの撤廃
2020年の夏頃までは画像の中の面積の20%以内にテキストを収めないと、Facebook側からリーチを下げられるというペナルティがありました。
その20%ルールが撤廃されましたので自由にテキストを入れることができます。
ただし、露骨な広告とわかるようなクリエイティブの場合は反応が取れなかったりCPAが悪化してしまうため工夫は必要です。
従来の20%をルールを守ったクリエイティブを使えば反応も取りやすいです。
イメージしてもらいやすいように図解で説明しましょう。
Facebook(フェイスブック)広告の画像:横にテキストを入れる場合
縦幅628pxの20%なので125px内に テキストをちりばめる必要があります。
Facebook(フェイスブック)広告の画像:縦にテキストを入れる場合
横幅1,200pxの20%なので240px内に
テキストをちりばめる必要があります。
それぞれ赤枠で囲っている部分にテキストが
収まるようにデザインをしてください。
Facebook(フェイスブック)広告の画像の審査に使えるテキストオーバーレイツールの終了
過去にFacebookがテキストオーバーレイツール(旧グリッドツール)を提供していましたが、今回20%ルールの撤廃がきまってからはサービスの提供は終了しています。
Facebook広告の画像のサンプルプレゼント
今回Webディレクターマガジンを
見ていただいている方限定で
下記よりPhotoshopで使える
Facebook広告用の画像サンプル(PSDファイル)を
ご用意しましたのでよろしければお使い下さい。
▷1200px_628px_Facebook広告画像サンプル(PSDデータ)
DLして頂いたらこちらの記事をいいね!やはてブで拡散して頂けると嬉しいです。
Shutterstock(有料)の画像を無料で広告画像に利用可能!
・画像加工ソフトを持っていない方
・今すぐFacebook広告で使う画像を用意できない
・PhotoshopやIllustratorが使えない
という方には大変嬉しい機能です。
広告に使用する画像を選択する画面で
図解の「ストック写真」ボタンをクリックすると
Shutterstock(シャッターストック)という
有料の高画質画像サービスの画像を
無料でFacebook広告の画像に利用する事が可能です。
検索窓に出したい画像のジャンルを入力します
「マーケティング」と入力するとShutterstockが提供している
マーケティング関係の画像が沢山表示されます。
表示された画像の中から、あなたの広告にマッチした画像を6枚まで利用する事が可能です。
もしあなたが、今すぐ画像を用意できない場合でも、無料で高画質な写真が利用できるので安心です。
Facebook広告で画像が表示されない場合
最近よく耳にするのが、Facebook広告の設定画面で
画像を選択したけれど表示されずに配信がスタートできない、
という事例があります。
表示されない原因はブラウザの広告の
アドブロックのプラグインが原因になっているケースがあります。
プラグインをOFFにすると問題なく表示さたという情報をキャッチしたので一度お試しください。
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広告で使用するリンクと見出しテキストを入力しましょう!
リンク先
ウェブサイトのURLの欄にアクセスを増やしたいアドレスを入力しましょう。
入力した後に必ずエンターボタンを押すようにしてください。
見出しについて
見出しはできるだけ魅力的な内容を40文字以内で入れましょう!
Facebook広告では画像が非常に重要ですが
見出しも非常に重要な要素になります。
40文字以上入力できますが、40文字までしか表示されません。
具体的にどんな見出しが良いか参考例を挙げます。
- 〇〇な△△がすごい
- まずは無料でお試し!
- 〇月〇日まで限定・・・
- 無料で○○が△△デキる!
- たった5%の○○だけが知っている
- 800万人が○○出来るようになった!
- 期間限定!今ならもれなく○○プレゼント!
といったようなちょっと魅力的なキーワードや
興味を持ってもらえるような見出しにしましょう。
見出しの中にキーワードをちりばめてメリットを感じさせるような見出しを
付けることをお勧めします。
文字数は配置するデバイスごとに表示数が異なります。
見出しの表示文字数について
PCは85文字まで
スマホはコールトゥアクションボタンを利用する場合は20文字まで
コールトゥアクションボタンを利用しない場合は40文字まで表示可能です。
スマホPC両方にしっかりと見出しを対応する場合は20文字以内をオススメします。
テキストについて
それぞれ下記の文字数まで表示可能です。
- PC:846文字まで
- スマホ:330文字まで
- フィーチャーフォン:330文字まで
コールトゥアクションボタン(CTA)の選択
見出しとテキストの作成が終わったら
次は広告に掲載するボタンを選びます。
上の図にあるように17種類以上から選択が可能です。(2021年1月時点)
広告に表示させるボタンを選びましょう。
ボタンなしは何も表示されません。
「詳しくはこちら」ボタンは
最もスタンダードなボタンなので結構何にでも使えます。
飛ばし先のページの用途に合わせてボタンを選びます。
通販サイトであれば購入するボタン
動画やデータをダウンロードさせたい場合は
ダウンロードボタン
といった感じで広告に合ったボタンを選択すると
クリックしてもらえる可能性が上がります。
こちらのコールトゥアクションボタンは任意ですので
選択しなくても広告は配信設定できますが、
ボタンを設置する事で目的に合わせて
お客さんにクリックしてもらう事が出来ます。
広告の詳細オプション
CTAボタンの下にある詳細オプションを表示▼を
クリックするとさらに下記の
- ニュースフィードリンク説明文
- ディスプレイリンク
- URLパラメーター
という詳細な設定が可能になります。
ニュースフィードリンク説明文
この項目は見出しの真下に補足として文章を掲載できます。
見出しだけでは説明できなかった部分を入力してあげると丁寧ですね。
※一部の配置ではこの説明文は表示されません
ディスプレイリンク
広告を見た人にこのURLが表示されます。
こちらに入力したアドレスに飛ばし先が設定されるわけではありません。
あくまでも表示を入力した内容に変更できます。
リンクは短縮をして、再フォーマットできますが、
リンク先は同じURLである必要があります。これは一部の配置では表示されません。
URLパラメーター
Google Analyticsやその他の広告計測ツールや
広告単位で細かいデータを取得したい場合は入力してください。
Facebookピクセル
広告からのアクセスやコンバージョン(成約)を
Facebook広告のレポートに反映させるためには必ずオンにしてください。
オフラインイベント
Facebookでオフラインコンバージョン測定機能を使うと、
利用者がFacebook広告を見たり広告に反応したりした後、実店舗やその他のオフラインチャネルで取引が生じたときにトラッキングできます。
広告のプレビューと配置
こちらでは実際に広告が配信された際に
どのようにエンドユーザーに表示されるかを
事前に確認する事が出来ます。
Facebook広告は配信するデバイス(端末)を選ぶことが可能です。
最高で8つの場所に掲載する事が可能です。
代表的な配置を4種類順番にご紹介させていただきます。
デスクトップニュースフィードの広告プレビュー
PC、ノートパソコンでログインして
閲覧しているユーザーのタイムラインに表示される
画像のプレビューが表示されます。
実際にあなたがお客様だったらこの画像を見て
クリックするだろうか、気になるかという
お客様の気持ちになってチェックしてください。
モバイルニュースフィードの広告プレビュー
こちらはスマートフォンのタイムラインに
表示された際のプレビューです。
同じようにお客様の気持ちになって
気になるのか、ついついクリックしてしまうのか
という観点でチェックしてください。
Facebook広告プレビューの注意点
モバイルニュースフィードは
必ず手持ちのスマートフォンでチェックするようにしてください。
スマートフォンでチェックする理由は、Facebookユーザーは9割スマートフォンから
アクセスをするからです。
ではこの画像がスマートフォンで見たときに
分かりづらかったり見にくかったりすると
クリックされずにタイムラインに流れていってしまうからです。
デスクトップの右側広告枠の広告プレビュー
PCサイトで右側にでる広告のプレビュー確認です。
右側の広告欄は比較的リテラシーが高い方が見る部分ですが、
個人的にFacebook広告を運用してきた経験上
CTR(クリック率)はタイムラインに表示させる広告と比較すると
あまりよくありません。
そのため配置の編集で
表示させないという事もできます。
Instagramフィードの広告プレビュー
Instagramに広告を掲載した場合のプレビューを確認できます。
Instagram広告の場合、見出しは表示されません。
広告テキストとアクションボタンだけで
興味をもらってクリックしてもらえるように
広告を作成するようにしてください。
Audience Network(オーディエンスネットワーク)の広告プレビュー
この広告は2014年5月に開始されたアドネットワークで、
Facebook広告をFacebook内のタイムラインや右側の広告スペースではなく
Facebookが提携しているデベロッパーアプリにも配信できる広告です。
ニュースアプリのグノシーや、駅探索アプリといった提携先に配信されています。
最近ではTik TokなどのSNSにも広告が配信先として増えています。
随時Facebook社と多数の提携先が増えてきているので
Facebookをやっていないユーザーに広告をリーチできるのがメリットです。
オーディエンスネットワークには以下のような沢山の表示形式が沢山あります。
- インターステイシャル
- ミディアムレクタングル
- ネイティブ
- バナー
- インストリーム動画
- リワード動画
Messengerホーム
Messenger内に広告を配信する際に掲載される広告のプレビューです。
どのプレビューの反応がいいのでしょうか?
基本的な話をさせていただくと
Facebookを利用するユーザーは90%がスマートフォンからというデータが出ています。
私の経験上ですがスマートフォンのニュースフィード広告が
一番リーチ(表示)されますし、比較的反応がいいです。
もちろんジャンルやターゲットによって
一長一短ありますので、まずはテストで1,000円だけ予算設定して
全てのデバイスで反応を見てから
配信するデバイス(端末)を選んでも大丈夫です。
スマホだけに配信したい場合は モバイルニュースフィード以外の広告は
削除ボタンを押すことでスマホだけに
Facebook広告を配信する事が可能です。
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最後は注文を確定して審査を待ちましょう!
注文内容を見る
注文を確定する前に最終確認をしたい場合は
左側の注文内容を見るボタンを押しましょう。
・広告名
・オーディエンス
・広告キャンペーン
・広告セット
・入札タイプ
・入札価格
・1日の予算
・期間
それぞれ設定した情報の最終確認が行えます。
確認画面をチェックしたあと、修正したい場合は
「注文を編集」ボタンをクリックして 編集しましょう。
問題なければ注文を確定するボタンをおします。
注文内容を確定する
緑色の注文を確定するボタンをクリックすると
Facebook広告の審査に入ります。
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Facebook(フェイスブック)広告の審査について
設定した広告が配信される前に
Facebookの審査があります。
Facebook広告のガイドラインに則っているかが
審査されて無事承認されることで広告が配信開始となります。
広告の審査は数分~数十分で完了する場合が多いですが
稀に最大12時間かかる場合があります。
大体15分程度でおわります(2016年1月時点)
Facebook広告広告が承認されるとお知らせがあります
無事審査が通るとお知らせ欄に通知が来ます。
もし審査が落ちた場合は一度Facebook広告の
広告ポリシーをチェックしてみてくださいね。
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Facebook広告まとめとFacebook広告の運用について
前編後編と2回に分けてFacebook広告の基礎から
広告を配信するまでの流れを説明させていただきましたがいかがでしたか?
Facebook広告は他のYahooやGoogleの広告管理画面と比較すると
比較的シンプルで使いやすい広告です。
Facebook広告は個人情報を細かく設定できるパーソナルマッチ広告です。
あなたがターゲットで選んだ人に対して
最大6枚の画像や動画であなたのビジネスやサービスを
比較的安価で告知、宣伝する事が可能です。
Facebook広告は特に画像が命ですので
今回ご紹介した画像のサイズやテキスト量20%以内を意識して
ドンドン試してみてくださいね!
あなたのビジネスに活用いただけることを心より願っております!
自社内でFacebook広告を運用したい方へ
過去に弊社が運用してきたプロモーションを事例に挙げたプログラムを販売しております。
1回のプロモーションで5,000万円以上を売り上げた事例をまとめているプログラムになります。
無料では公開していないFacebook広告で成功するノウハウを手に入れたい方は、ぜひプログラムをご購入ください。
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ここでは公開していないFacebook広告で成功するノウハウや
結果の出るジャンルを、セミナー映像を収録しています。
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Facebook(フェイスブック)広告運用代行のご相談承っております
Facebook広告運用実績20億円以上のプロに運用代行を依頼してみませんか?
長文にも関わらず記事を読んでいただきありがとうございました。
Webディレクターマガジンを運営している株式会社エニーでは、お客様から広告費をお預かりし、Facebook広告、Instagram広告の運用代行サービスを提供しております。
- これから本格的にFacebook広告の運用を始めたい
- Facebook広告の実績が豊富な広告代理店に広告を依頼したい
- Instagram(インスタグラム)へ広告を出したい
- Facebook広告の配信を代理店に任せて自社サービスの提供に集中したい
- 自社では広告運用ノウハウがない、運用リソースがないのでプロに任せたい
- マス媒体(TV、雑誌、新聞、ラジオ)等と組み合わせてFacebook広告を使いたい
- GoogleやYahoo!のPPC(リスティング)広告と組み合わせて運用したい
- 検索エンジン(SEO)以外からのアクセスが欲しい
- 過去にFacebook広告を利用してみたけど費用対効果がよくなかったので得意な代理店に任せたい
このような要望やお悩みがひとつてもございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。
どんな些細なことでも全て解決させていただきます。
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弊社のFacebook広告の実績
- リスティング広告でCPA8,000円掛かっていたのが半分以下に改善した
- 見込み客(リード)をCPA2000円以上かかっていたのが1000円以下で獲得に成功
- Facebook広告でいいね!獲得単価が7分の1に改善した
- Facebook動画広告を使って1リスト3000円以上が800円台に改善した
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オペレーターにお伝え頂くとスムーズです。